塾長ブログ

2045年

『2045年問題』という言葉をお聞きになったことはありますか?

簡単に言うと、AI(人工知能)が人間の知能を越え、その後の世界がどうなっていくか予測がつかなくなるのが、2045年であるということらしいです。
今から26年後、私は生きているか微妙なところですが、今の子どもたちにとっては、社会の中心を担っている年代になっています。

私が子どものころといえば、茶の間の一角をデーンと占領していたテレビ、ずっしり重い固定電話
大人になってからは、机一つが専用になってしまう(今思えば大したことができたわけではない)パソコンが出てきました。
いまやそれら全てどころか、それらよりもはるかに多くの機能をもったスマホがポケットに入っている時代です。社会は加速度的に変化していて、1年後ですらどうなっているかわかりません。

『2045年問題』を人類の危機と言う人もいれば、そうでないと言う人もいます。
でも、危機だとしてもこの変化の流れを止めることはできないでしょう。
私は少なくとも人間がAIに支配されるようなことはないと思っていますが、もしかしたら『2045年問題』は早まるかもしれません。

さて、そんなこれからの時代を生きていく子どもたち。何が必要なのでしょうか?

私は、『自分なりの答えを自分で導き出せる力』だと思っています。
何が正解で何が不正解なのか、次に起こることの予測が困難な時代です。
たとえAIが答えを出してくれたとしても、それが本当に正しいとはかぎりません。
自分で考え、納得した答えを導き行動する。
スマホがあれば学校の勉強なんて…と言う人もいるかもしれませんが、目の前の課題について考えることや判断したりすることのもとになるものとして、今の日々の学習があると考えています。

いっぽ塾では、自分で考え自分で行動するための関わりを意識しています。
これからも、子どもたちが感情に振り回されるのではなく、自分のため、人のためにどうするか、どうしたいかを考えていけるようにサポートしていきます。

塾長 木口

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