塾長ブログ
3.12016
社会が求めている力
今年も県立高校後期試験が終わり、入試シーズンが終わろうとしています。
今年の県立高校の入試傾向をまとめてみます。
はっきり言うと、ここ3年ほど大きく変化してきた出題傾向がさらに定着してきました。
表現力、説明力、文章力といった『国語力』が問われています。
どの教科も「説明しなさい」「○○を使って書きなさい」といった
いわゆる記述式の問題が増え、国語の力がさらに必要になってきました。
実践力、好奇心、もっと言えば『生きる力』が問われています。
実生活に即した問題が出題され、いろんなことに好奇心を持つことが
大切になってきました。
『あきらめない力』が問われています。
今年の入試も総括して平均点が下がるのでは、との予測も出ていますが、
ここ数年で内容のレベルとしてはやさしい方です。
ただし単純な知識を問うような問題は少ないため、
よく読み、よく考えることが必要です。
粘り強く最後まであきらめない力が必要です。
これらを総合してみると、
今、社会で求められている力が、まさにこれらの力なんだと感じます。
そして、勉強はテストのためでもなく、誰のためでもなく、
自分が生きていくためのものなんだと思いが感じられます。
いっぽ塾では、それぞれの学習を通して、それぞれのコーチとの関わりを通して、
子どもたちのこれらの力を育んでいきたいと思います。
塾長 木口