塾長ブログ

アウトプット

私ごとですが、最近忘れっぽくなっているなと実感します。
年相応?いえいえ、自分では認めたくないところです。
でも、三歩はおおげさにしても、十歩も歩くと忘れていることが結構あります。
そして、十歩戻ってみると思い出す……情けないけどこれが現実です。

忘れることで色々なロスをしていますので、
対策としてあちこちにメモ用紙や付せんを置いて
何でも書き留めておくようにし始めました。
すると、不思議?
メモを改めて見なくても、忘れなくなってきたのです。

ただ、頭の中に覚えておこうとするよりも、
書くという動作をし、書きながら書いたものを目でも見ることで
記憶に残りやすくなっているのす。

実はこれ、アクティブラーニングという学習方法で使う
振り返り」という手法からヒントをもらいました。
学習の最後にどんなことを学び、
どのように理解したかを自分なりに振り返ってまとめることで
学習定着率が格段に上がるというものです。

私たちは覚えておかないといけないことがいっぱいあります。
頭の中にインプットしようと頑張るのですが、
なかなか頭の中に残りません。

こんなとき、一度インプットしたものをアウトプットすることで
インプットしたものが残りやすくなるのです。
アウトプットには「書く」「描く」「話す」「表現する」などがありますが、
どれも五感を複数使うので、アウトプットしていることが
再インプットしていることにもなるのです。
お子さんとの会話でも
 「今日の勉強で一番ためになったことは?」
 「今日、勉強したことを教えて?」
といったようなことは、
子どもにとって振り返ってアウトプットすることにつながります。
振り返りのアウトプットが習慣になると
様々な効果が表れてくると考えています。
塾でも色々な場面にアウトプットを取り入れていきます。
ご家庭でも是非取り入れてみてください。
きっと会話もはずんでくると思います。

塾長 木口

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