塾長ブログ

ラグビー日本代表から学んだもの

今回のラグビーワールドカップは、日本中を熱くさせてくれた大きなスポーツの祭典でした。

その中で何と言っても、日本代表の活躍は本当に素晴らしく、様々な感動を与えてくれました。
ラグビー日本代表が教えてくれたものとして、特にこれからの社会に必要だと感じたいくつかのことについて触れてみたいと思います。

一つ目は、昔から言われている『One for all, All for one』の精神です。
これは『一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために』という意味だそうです。
一人一人が自分の役割を果たし、勝利という一つの目的のために行動するということです。
ホームページでは動物にもたとえられていましたが、太っている人、背の高い人、低い人、足の速い人などいろんな人が、それぞれの役割を担い、瞬時にコミュニケーションを取りながら一つの目的のために戦っている姿は、社会そのものだと思いました。

二つ目は、今回の日本代表のチームスローガン『One Team』
『One for all…』にも似ていますが、このスローガンには、「生まれながらの日本人も、帰化した人も、外国人も一つのチームになって戦う」という意味が込められているそうです。
様々な生い立ち、肌の色、国籍が違っていても、互いを認め合い一つのチームとなって行動するという考え方は、これからの多様な社会を生き抜くために、とても大事なことだと思います。

そして三つ目は、『ノーサイド』の精神です。
『試合が終われば、敵味方関係なく互いを称えあう』ということです。
どのスポーツにもこういった精神はあると思うのですが、はっきりとこのことを言葉にしているのはラグビーです。
単純に勝者が良くて敗者はダメということではなく、他者(敵)から学ぶということも、何が正解なのかが見えにくい現代社会には、やはり必要な考え方だと思います。

ラグビーにはこれからの社会に必要な要素がいっぱい詰まっていますね。
私自身、今までラグビーを知っていたように思っていましたが、今回のワールドカップと日本代表の活躍を通して、より深く知ることができ、ラグビーがいっそう好きになりました。

塾長 木口

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