塾長ブログ

正しいことを見直す

コンピュータに代表されるように科学の進歩は目覚ましいものがあります。
私が就学前の子どものころは、ブリキ&ぜんまい仕掛けのおもちゃ
小学生のころも外で遊ぶことより面白いことなどありませんでした。
それがインベーダーゲームが出てきて、ファミコンが出てきて、ネットゲームが出てきて、
今ではみんなの手の中にゲーム機があります。

おそらく私の親世代、さらには祖父母世代は、生きている間に遊びの形態など、ほとんど変化がなかったのではないかと思います。
変化がないのだから、自分の常識は一生変えずにいられます。
つまり、世の中の『正しい』も変わらず、ずーっと常識と呼ばれるものが通用したのではないかと思います。

そんな時代を生きてきた両親や祖父母に育てられた私は、自分が大きな変化の真っただ中に生きているにもかかわらず、子どものころに備わった『正しい』をそのまま使い続けているところがあります。
皆さんはいかがですか?
自分が子どもの頃の『正しい』を今の時代の自分の子どもにも、押し付けようとしてはいませんか?

「自分の子どもの頃は〇〇だったから」
おそらく、時代が変わっても変わらない『正しい』がある一方で、
時代とともに変わっていく『正しい』もあるのではないかと思います。

まずは、自分の中にある『正しい』としていることを洗い出してみましょう。
そして、その『正しい』は今の時代でも正しいのか?今の自分にとっても、今の子どもにとっても正しいのか?考えてみましょう。

「昔はこうだったから」は子どもの納得を得る理由にはなりません。
もう一度自分の『正しい』ことを見直してみましょう。

塾長 木口

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